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出雲と野見宿禰(のみのすくね)

2018/06/19出雲ノ歴史

梅雨に入ったはずの出雲ですが、気持ちの良い晴れ間が続いています。
こちらはメディソルから車で30分の、先週の出雲大社の様子です。

出雲大社の勢溜の鳥居をくぐり、下り参道をしばらく進んで祓橋の手前の左の細い道に入ると、野見宿禰(のみのすくね)神社があります。
野見宿禰とは、第13代出雲大社宮司である襲髄命(かねすねのみこと)の別称で、相撲の始祖であることから、相撲やスポーツの神として崇められています。

 

『日本書紀』垂仁天皇7年7月7日の条には、当時、大和国に天下一の力士がおり、垂仁天皇の指示で相撲をとった所、野見宿禰が勝ったとされています。また、朝廷に仕えた際、墓陵での殉葬を取りやめ、代わって埴輪を納める葬儀を考案したとされ、その叡智が称えられるなど、文武両道の神様です。

野見宿禰神社は、出雲大社・大遷宮を祈念して、2013年(平成25年)に造営された新しい神社になります。

平成27年6月8日には、横綱力士の白鵬(はくほう)と日馬富士(はるまふじ )による「奉納土俵入りの神事」が殿舎の御前で執り行われたそうです。

近くには土俵があり、神社の前には、まわしを締めたうさぎがちょこんと座っています♪

出雲大社へご参拝の際には、こちらもお参りされてみてはいかがでしょうか。

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