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藻塩づくり ~時代をこえて~

2017/02/20出雲ノご馳走

お料理の基本であるお塩。
素材の味を引き立てたり、そのままで主役級名脇役?にもなるほど大切なものですよね。

最近では、料理のプロだけでなく、ご家庭や趣味でお料理の好きな方でも、
とてもお塩に詳しく、こだわっていらっしゃる方も少なくありません。

特に人気があるのは自然塩、そして中でもその海のエッセンスをギュッと詰め込んだ「藻塩」は多くのものが出回り、その人気の高さがうかがえます。

出雲地方でも「藻塩」の生産が行われており、メディソルの近くの出雲大社から日本海に抜けたとても美しい海でも素晴らしい「藻塩」が生産されています。

ここでちょっとだけ、「藻塩」の歴史についてのお話し。

古来より、海水とごく一部の地下塩水しか塩資源がない日本では、塩をつくるために様々な工夫をしてきました。
最古の製塩方法は、土器と海藻を使ってつくる「藻塩」。
千葉県で出土した縄文時代後期(約3500年前)の製塩土器が、製塩記録としては日本最古のものといわれています。

藻塩づくりは、日本最古の製塩方法として大切に受け継がれ、現代の私たちも見ることができます。
そんな「藻塩」からは、はるか昔の人々の営みを感じられるだけでなく、その生活を支えた海そのものが、ギュッと濃縮して「藻塩」の中に封じ込められているのですね。

メディソルのほど近く、大社町の小さな港町 ”鵜鷺(うさぎ)地区” では、この海のミネラルをたっぷりふくんでいる海水から、機械的な塩分濃縮などを行うことなく、非効率ながらも二日二晩という手間ひまをかけて薪で焚きあげる素晴らしい「うさぎの藻塩」があります。

【 まめなマルシェ 】では、

鵜鷺(うさぎ)の海そのものを焚き上げた海塩と同じ海で育った「あらめ」のエキスをブレンドした
◎「出雲うさぎの藻塩」

そして、その中でも満月の日に採取した特別な海水だけで、他の材料、工程と一切交わることなくつくられた稀少な
◎「出雲うさぎの満月藻塩」

国内でも極めて珍しい、海底から自噴する湧水だけを特殊な装置で採取してつくられた混じりけのなく、カルシウム分の突出した
◎「出雲うさぎの湧水塩」

をラインナップしています。
シェフや食通の方からは、このうさぎの藻塩をテイスティングして、
「潮の香りが感じられる」
「やわらかくて甘い」
「素材の良さを際立たせる」などの嬉しいお言葉をいただいています。

また、ソムリエの方からは、貴重で美しい湧水塩に、
「口に入れた瞬間にすっと溶けて、ミネラルを感じる」といった評価をいただいています。

是非、まめなマルシェのこだわり自然塩、特別な3銘柄を楽しんでみてください♪

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