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虹が滝

2020/09/10歴ノ風景

出雲市多久谷町。
メディソルから車で20分程のところに、
虹が滝】はあります。

この滝はその名の通り、
虹が見れる滝。
晴れた日の午後二時に虹がかかるという
シャレた滝です。

ほんとうに二時に虹が見れるのでしょうか?

気持ちよく晴れた日。
昼過ぎてから撮影をはじめたメディソルスタッフ。

虹が出るまでマイナスイオンを浴び続けます。

そして!

二時を待たずに虹が現れました!

木漏れ日のなかで、
滝の細かい水しぶきにふわっとかかる虹がとても綺麗~!
なんと2重にかかる虹も見れたそうです。
嬉しいですね♪

美しい虹が滝、実は神話と深い関りがあります。

出雲の神様といえば大国主命
この滝の近くに巨石がご神体の『立石(たていわ)神社』がありますが、
ご祭神は大国主命の孫、
多伎都比古命(たきつひこのみこと)」
『出雲風土記』には、

「天御梶日女命(あめのみかじひめのみこと)、
多久宮村に來座(きま)して、多伎都比古命を産み給ひき」

という記述があり、この【虹が滝】は、
多伎都比古命(たきつひこのみこと)が産湯を使われた
場所だといわれています。

滝の近くには天御梶日女命と
多伎都比古命の母子神を祀る
宿努神社(すくぬ)神社があり、
虹が滝】自体がご神体のようです。

信仰の対象である巨石や滝。
出雲はほんとうに神様と密接ですね。

 

また、【虹が滝】は、【長滑(ながなめら)の滝】と呼ばれ、
干ばつでも枯れたことのない滝と伝えられているそうですが、
長くなりそうですのでこの辺りはまた別の機会に…。

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